夏風邪・№3ー夏~秋へー       2018年 8月19日


ダメージを受けた「腎・膀胱」は当然症状が出ます。

代表的なのは、体の冷えやむくみ、腰のだるさ、疲労感ですが、重くなると腰痛、神経痛、便秘、下痢、頻尿、不眠などが出ます。

慢性になると、鼻炎や月経不順を起こします。

とにかく夏に暑いからと冷たい飲み物ばかり摂っていると秋に色々不調が出てくるものです。

せめてクーラーの中では体温より暖かい飲み物を摂るように心掛けましょう。
もし症状が出てしまった時は漢方をうまく使って対処して下さい。

放っておけば病理が進むことや深くなることが多いです。


参考までに処方例を挙げておきます。
気になる時は自己判断せずご相談下さい。


・下半身冷える→苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)

・手や足の先が冷たくなる→当帰四逆湯(とうきしぎゃくとう)

・下腹部辺りが冷える→大建中湯(だいけんちゅうとう)

・胃の辺りが冷える→人参湯(にんじんとう)、呉茱萸湯(ごしゅゆとう)





結節性痒疹       30代 男性

5月
毎年季節の変わり目に広がっている。
結節性痒疹で相談あり。
見せてもらうと、腕と足に大きな結節が点在している。
結節疹のようにも見えるが、尋常性乾癬の様相も出ている。
かゆみの具合、症状の出方、皮膚の落せつ具合など聞くと、やはり両方の特徴があり、混合型の固定疹とみられる。
現在、病院からのステロイドをぬり続けているが、新しく出てくるのは止められない。今回は春先より多く出始め、今けっこうかゆみが強い。


6月
全体の症状が変わってきたと報告あり。


6月
肌のデコボコが平らになって落ちついてきている。


7月
多少、腕にあった盛り上がりも平らになった。
あとかたのみへ。
赤い点疹も消えてしまい、よく効いて本人も喜ばれている。


8月
調子良いので1日1回の服用で様子みることに。

現在服用中。



お問い合わせはメールでもお電話でもお気軽にどうぞ。
TEL(086)466-0395
アオキ薬局は、全力で元気を取り戻すお手伝いをします