初回来店
５～６年続く耳鳴りで相談あり。
耳鳴りは気になる時とあまり気にならない時がありながらずっと続いている。
耳鼻科で検査もしたが、聴力は年相応で、耳鳴りも老化のため難しいと言われた。
この１週間、音が響くような感じ、声が反響する感じのような籠もるような感じで聞き分けにくい。
耳鳴りも大きい感じがする。
たまたま以前見られた耳鳴りの案内を覚えていて遠方より来店。
聞くと今まで漢方の耳鳴丸（ジメイガン）、五苓散（ゴレイサン）、加味逍遥散（カミショウヨウサン）など試した事あり。
体質診断より、腎経の陰陽パワーが年齢とともに落ち、かつ、胃気と脾気の両虚より、疲れやすく汗かきになっている。
腎の陰陽を補いながら、同時に脾気、胃気を上げていく、さらに食養生としてたんぱく質とビタミン、ミネラルを入れることで耳鳴りが小さくなる可能性が高いことを説明。
またこの方は目も重くかすみやすいので、肝腎同源の原則に従って、目の漢方で耳を治していく方法から始める。
３回目来店
「耳が少し治ってきた…目も外に出るのがまぶしくて仕方なかったのがだいぶ楽に…まだ時々は…ずっとサングラスかけてないと出かけられんかった」と報告あり。
「目の漢方」で耳鳴りが小さくなってきたので、耳専用ならもっと早いと思われ、耳用漢方にしたいと希望されたが、脾気、胃気が夏場でダウンしている時はこのままの方が体調にも良いと説明した。
６回目来店
耳専用の漢方サプリメントに変更。
現在、良くなられたので漢方薬は中止されています。
