高齢者、抗がん剤に指針・№1


(山陽新聞 2017年4月28日の記事より引用)

●厚労省方針『延命効果を調査』

厚労省は27日、高齢のがん患者に対する抗がん剤治療の指針作りに乗り出す方針を固めた。

高齢患者について抗がん剤の延命効果を調べたデータは少ないため、全国の患者の情報を集約する「がん登録」の制度を活用して大規模調査を進め、指針に反映させる。


国立がん研究センターは同日、75歳以上の高齢者に抗がん剤を使っても延命効果がない可能性を示唆する研究結果を発表した。

厚労省はこうした結果も参考にし、今後6年間のがん対策の方向性を示す第3期がん基本計画に、高齢者を含む年代別のがん治療法の検討を盛り込む。

がん患者は高齢化が進み、同センターによると、2012年に新たにがんと診断された薬86万人のうち、75歳以上は約36万人と推計されている。

厚労省は、高齢者を対象とした臨床研究を進め、認知症を合併した患者の支援を検討する。

患者によっては抗がん剤の投与をやめて副作用をなくす治療を提案、生活に質を保つことも視野に入れる。高額な抗がん剤の過度な使用が減れば、医療費削減も期待できる。


続きは№2でご紹介します。




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