緊張感が続く、落ち着かない、不眠症・30代 女性



初回相談

15年くらい心療内科に通っている方より相談あり。
結婚してからは落ち着いていたが、出産後再び症状が出てきて、今も心療内科に通っている。
病院からパロキセチン(うつ・パニック障害)とロラゼパム(自律神経失調)が処方されている。
本人の自覚症状としては、題名以外に疲れやすい・冷え症・頭重・頭痛・目の疲れ・肩こり・首こり・眠りが浅く夢が多い・口内炎が出来やすい。
漢方的に脾虚(ひきょ)による「憂い」のためかと思われたが、口内炎が出来やすいことより、脾虚は二次的なもので血虚血熱(けっきょけつねつ)かつ瘀血(おけつ)体質のためによる不眠症と考えられる。
こういう方は表治=出ている症状に対処よりは、根治=根本的な体質矛盾を改善した方が調子が良くなる。


2回目来店

「1日頭が重かったのが続かなくなった」
「寝て目が覚めるまでの時間が伸びてきました」と報告あり。


3回目来店

調子がいいので1日1回にして様子みることに。



その後、漢方薬は中止されています。