結節性痒疹(けっせつせいようしん)、血疹(けっしん)



結節性痒疹・血疹ってどんな病気?


いかゆみを伴う赤い班疹(赤くて湿疹がいっぱい)がもっとも多い。
子供では、ひじ・ひざの内側に固定しているケースがほとんどであるが、 成人になると首・体・顔・足へと全身性となるケースが多い。
乾燥型だけでなく、紅斑型・苔癬型・疱疹型・滲出型などがあり・混在した症状となる事もあります。
長ければ長い程、重ければ重い程、 肌はくすみ、赤黒く色素沈着しやすい傾向があります(アトピー性皮膚炎に似ています)。
汗ばむ風呂や布団の中で温まるとかゆみはひどくなり、かき壊してしまいます。
夏場など温まると
あせも様に痒みと共に発疹し、かくと広がります。
熟睡もしにくいため、体力・免疫力がダウンしてより長びく事になります。
特に皮膚の柔らかい場所に出やすく、また同じ場所に発疹をくり返し固定化している方も多いです。
あとかたがニキビのように黒ずむのが特徴です。


結節性痒疹・血疹の原因は?


皮膚の乾燥から始まることもあれば、あせもをこじらせて慢性化することもあります。
他に思春期・受験・就職期など、肉体的・精神的に負担がかかった時に発症してしまう事もあります。
一度発症してしまうと、かゆみのためかき壊し、完全に治り切る前に再びかき壊してしまい、慢性化・固定化して血疹の黒ずみを作ってしまう事が多いので要注意です。
アレルギー体質も原因のひとつで、ハウスダスト・ダニがよく言われますが、玉子・乳製品などの食物アレルギーの方もいます。
上のように一般的に病院で調べられることもありますが、一番は食事です。
しかも冷たいものと白砂糖の摂りすぎです。
日本人の本来の食事に戻る事が治療のまず第一歩です。
当店では食事の内容より、冷たい飲み物をひかえたり、「砂糖」と表示のあるものは避けるようにする事を優先しています。
またほかの皮膚病と同じで、寝不足ですぐに痒みは強くなります。


結節性痒疹・血疹のアオキ薬局流治療法は


初期又は部分に発症している時はステロイド(副腎皮質ホルモン)で早めに抑える事も大事です。
夜間にかき壊すのであれば、かゆみを抑える内服の錠剤も併用して下さい。
これらの病院での治療でも治り切らず慢性化・長期化してしまうと、漢方薬で根本から解毒する事をおすすめします。

アオキ薬局の症例と経験では、お客様自身にお願いする養生が半分、漢方薬が半分です。
冷たい物(ビール、アイス、ジュース、ヨーグルトなど)の摂りすぎはお腹の中の免疫力(腸管免疫)をダウンさせると同時に消化不良による「濁」を作ります。
「白砂糖」の入ったものは胃腸の外側に上の「濁」を作り、より体質を汚してしまいます。

同時に日本人に合う食事をすすめてます。
「漬物と梅干」です。
お腹をキレイにするのに一番です。
又、季節に採れる苦味の野菜は必ず食べるようにしましょう
(ゴーヤ・きゅうり・ピーマン・たけのこ・旬菊・レタス・ふき・・・)。
苦味の野菜には「熱を冷ます」力があります。

このような一人一人への養生と同じく一人一人の体質にあわせた漢方でお世話させていただいてます。

結節性痒疹が一度良くなって再発した方へ

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