過敏性腸症候群


過敏性腸症候群の症状は?


不安定型、慢性下痢型、分泌型、ガス型の4つに分けられます。
腹痛(排便によって改善することが特徴)と便通異常(下痢型、便秘型、および下痢便秘交替型)を主体とする消化器症状が持続するのが特徴です。
消化管症状も下痢や便秘、腹痛などの下部消化管だけでなく、嘔気(おうき)、げっぷ、胸やけなどの上部消化管症状が出現することもあれば、頭痛、頻尿(ひんにょう)などの全身症状を伴うことが多いようです。
また臨床症状はストレス状況下で増悪することが特徴で、抑うつ、不安などの精神症状が多く、身体症状や排便状況にまつわる不安や恐怖も特徴的にみられます。


過敏性腸症候群の原因は?


過敏性腸症候群の原因は一つではありませんが、腸と脳(ストレス)の関係も一因と言われています。
脳が不安や精神的圧迫などのストレスを受けると、自律神経を介してストレスが胃や腸に伝達され、胃腸の運動異常を引き起こし、腹痛や便通異常が発生してしまいます。
また、下痢や便秘などの腸の不調も、自律神経を介して脳にストレスを与えます。
過敏性腸症候群の場合は特に腸が敏感になっているため、ちょっとしたストレスにも反応します。
また、少しの腹痛でも脳は敏感にキャッチし、不安も症状も増幅していきます。
もちろん過敏性腸症候群の原因はストレスだけではありません。
食生活や睡眠などの生活リズムの乱れも、腸の症状に大きく影響を及ぼします。
近年、過敏性腸症候群(IBS)にはセロトニンという神経伝達物質が関係していることが指摘され、その約90%が腸内にあります。
ストレスによって腸のセロトニンが分泌されると、腸のぜん動運動に問題が生じ、IBSの症状が現れるとされています。


過敏性腸症候群のアオキ薬局流治療法は


腸の過剰反応によって下痢の回数が増える人、水分のバランスがおかしくなっていて量が少なくてもトイレの回数が多い人。
このパターンで9割以上の方を 前者はストレスや食べ物による過敏性を治していく処方を使い、後者はいらない水分をおしっこになるようにします。
ここに少しポイントがあるのですが、病院の利尿剤を飲んだからといって、おしっこが増えるというわけではありません。
漢方の利尿剤も同じ事です。
おしっこというのは、毛穴が開いたり閉じたりして出るものなんです。
こういう所に経験と腕が必要になってきます。
アオキ薬局ではこの手の相談は非常に多く、漢方を飲まれて次の日から普通に戻る事が多いのです。


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