貧血


貧血の症状は?


貧血は体の酸素欠乏を引き起こすため、その症状は多岐にわたります。
しかし貧血は通常、急におこることはなく徐々に進行していくため、急激な変化として現れる症状はありません。
ただ何となく頭が重かったり、疲れやすいい、顔色が悪いいなど、貧血による体調の変化を”体質だから”とあきらめてしまっている場合もあり、貧血と気づかずに生活している人も多いのが実情です。
しかし貧血を放っておくと絶えずヘモグロビンの不足や酸素不足の状態が続き、様々なところに症状が表れるので、放置せず早目に改善していきましょう。


・・・なんとなくくるしい・・・
・・・息切れがする・・・
・・・体が冷える・・・
・・・頭が重い・・・
・・・いくら寝ても寝足りない・・・
・・・すぐ目が疲れる・・・


貧血の原因は?


全身が酸欠状態になってしまうため起こります。
全身に酸素を運ぶ赤血球やヘモグロビンンが、基準値よりも減ってしまっている状態を貧血と言います。
生理によって毎月血液を失う女性は、10人に1人が貧血といわれるほどでとても身近な病気です。
しかし貧血は軽く考えられがちで、そのまま放置してしまう人が多くみられ、また周囲も貧血を貧血ぐらいという感じで軽くみる傾向があります。
摂家級のヘモグロビンは全身に酸素を届ける役割があります。
その赤血球やヘモグロビンが減少すると体内の細胞は酸素欠乏症となるため、編穴特有の症状が表れ、長く放置しておくと全身に様々な症状を引き起こします。


貧血のアオキ薬局流治療法は


現代医学でいう、鉄分不足による貧血と、漢方でいう所の血虚はまったくの別物です。
現代医学の貧血は確かに疲れやすいとか、冷え症とかがあります。
漢方でいう血虚は血液全体の成分の潤いの不足と流れが悪い事をあわせています。
そのため漢方の血虚では、現代医学でいう貧血と比べてよりはっきり症状が表れます。
一般的な症状は、「冷える」「眠りが浅い」「乾燥する」「疲れやすい(特に目)」「爪がもろい」など色々ありますが、一番の特徴が「持久力の不足」です。

現代医学的な食事療法はもちろんのこと、そこに漢方薬を足すことで、体全体に血の潤いを充実させ、蓄え、それを持続させる役割があります。
血虚の方は胃腸の消化機能にもダウンが見られるのが特徴で、そのため胃腸での吸収を上げる生薬と血の潤いを増やす生薬の組み合わせの処方がファーストチョイスです。
人によっては、血虚のため眠れないのが強ければ、心包系に血を巡らす処方を。
足の冷えが強ければ、下半身にしっかりと巡らす処方を。
乾燥で困っていれば、皮膚に潤いを巡らす処方を考えます。

漢方薬は、120日を基本に服用することで、体質改善の目安とします。
また、血虚といえど体質にピッタリはまれば10分でその処方の素晴らしい効き目が分かります


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