皮膚病の根本治療・№6        2019年 3月 7日


「赤み」は目立ちます。

特に顔や首、手、指など人から見られやすい所は嫌なものです。
赤みがあるという事はそこに熱があるという事です。
この熱は外からのものもあれば、中からのものもあります。

外からの代表は日焼けによる赤みですが、これは塗り薬やローションなどで十分対応できます。

また、あせもも外からの湿熱(しつねつ)と体の中の汗が反応して出たもので、表皮での炎症、腫れ物になります。

これも一時的なら酸化亜鉛の入った塗り薬で対応します。

広範囲や痒みの強い場合、石膏の入った処方をうまく使ってやると、痒みは5~10分で消えてしまいます。

さらにかぶれも含め、外からのものは、一時的な炎症で終わる急性病の事が多く、相談もそれ程多くありません。


問題は慢性に経過するものです。

赤みを伴う事が多く、赤みを除きたいという相談は皮膚病の中でもかなり多いものです。

痒みはないけど、ただ顔が赤いのが取れないとか、にきびの赤み、アトピーの赤みがイヤという相談は、ほぼ毎日あります。

体の中に原因があって出ている赤みでも、外からの赤みでも、痒みがある方は強いと掻き壊してしまいます。

また赤みでも炎症性の物は、肌のその場所に腫れものを作ったり、肌に違和感(異物)が出来やすくなります。

イジイジ、チクチクなどして、にきびを触るのはそのためなのです。


続きは№7でご紹介します。




痰が切れない       80代 男性

12月

1週間位前に、風邪をひき咳がひどかった。
その後、咳は落ち着いてきたが、痰がからんで止まらなくなったと相談あり。
聞くと、以前にも痰がよく出る事があったが、自然と治った。
今回、病院のムコダインが全く効かないらしい。
風邪による寒邪で肺気が侵され「肺気虚」となり胸中に水毒が貯まったためと見立てた。
そこで、肺気を上げる漢方と、水毒を除く漢方の合方調合とした。


12月 2回目の来店 

約2週間後「あれで良くなった」と報告あり。



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