皮膚病の根本治療・№10       2019年 4月 9日


顔の赤みを除く時、前回までのような根本的な体質の流れの問題を考えながら、皮膚表面の熱の除去(表治)と体の中からの根本の熱の発生を削除させる(根治)を併用していきます。

表治がないと、すぐに赤みが楽になったと感じられませんし、根治がないと全体の症状が落ち着いてきません。
ゆえに、表治と根治をうまく合わせる事で、たちまちの症状も楽になりながら、赤みも次第に落ち着いていくようになります。

特に春から夏にかけて、紫外線は一番強く、また気温も上がるので、赤みや赤みを伴う湿疹が慢性化しやすい季節となります。

アオキ薬局では、これらを漢方調合した苦いお茶でお世話させて頂いています。

漢方はゆっくりしか効かない、遅い、というイメージがありますが、日に日に薄皮をはがすように、ちゃんと毎日少しずつ変化していきます。

2週間あれば、飲まれる前と比べて十分変化を分かって頂けるはずです。


また日頃の養生というか、本人の努力も大切です。

①寝不足が続かないように毎日7時間以上の睡眠をとる事

②就寝前4時間は飲み物だけで食べ物を食べない

③スマホやパソコンで目の酷使をしない

④白砂糖の入った加工食品(パンを含む)を摂り過ぎない

⑤特に夏に冷飲し過ぎない、特に夜間はダメ


など、食生活の養生をしっかり気を付けて、漢方を飲まれればすごく早いペースの変化に喜んで頂けるはずです。
今までの経験でも、しっかり養生された方程、きれいな治り方をしています。

中と外、食事、生活の養生をうまく組み合わせて、1日も早い離脱をお手伝いします。


続きは№11でご紹介します。




顔の赤み       30代 女性

7月

9年前お世話させて頂いた方より再び相談あり。
今回も同じ顔の赤み。
顔の赤みは皮膚病のひとつなので、表治と根治があり、たちまち症状が楽になるように表治から始めることに。
顔をみると、全体に赤く、鼻も赤く、お酒を飲んでいるように見える。
また、目の下に少々掻き壊したあともあり。
赤みが出るという事は、熱のたまりがあり、それが風熱(ふうねつ)として、かゆみを出す。
また、乾燥ぎみ。


9月

7月に飲んだ時、よく効いて良かったと報告あり。
また、同じものがほしいと来店。


※表治で症状は落ち着くが、あとで変方して根治に入らないとぶり返すことが多い。



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