皮膚病の根本治療・№1        2019年 2月12日



皮膚病と一口に言っても、かなり多くの種類があります。
簡単なかぶれやあせもから慢性化したアトピーや掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)…病名をあげればキリがない位、多いのが皮膚病です。

その中で特に困る症状にポイントをあてて、書いてみたいと思います。

多くの相談で訴えが強いのは3つあります。

1、かゆみ
2、赤み
3、乾燥

ほとんどの皮膚病では、この3つのどれかが入っています。


もちろん、尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)のように色が抜け目立つのが困るというような3つの症状がないタイプもあります。

今回は3つのポイントを詳しく考察していきます。

湿疹が発症したりするとかゆくなります。

最初はかぶれだったりして一部だったのが、塗り薬や抗アレルギー剤では治り切らず、広がってしまって、慢性化して漢方相談という流れの方が多いです。

普通なら一過性のもので、傷と同じようにしだいに消えていくものが、いつまでも消えず広がってしまう、固定化してしまう。

これらの原因と治し方について、№2より詳しく述べていきます。





舌痛症         60代 男性

4月

舌の痛みで相談あり。
60代に入り4~5年、舌のヒリヒリ感が続いている。
何か食べている時は忘れている事もあるが、乾くとヒリヒリが強くなる。
ひどいと動かすとズキッとくる。
肩こりや首の痛みもあり、病院よりリリカをもらって服用中。
不眠症ぎみで、寝付きが悪い時はマイスリーを服用。
それでも4時間位しか眠れず目が覚めてしまう。
舌痛症に対して病院からマウスピースを着けて寝るよう出され、着用していた方が痛みは楽だが、乾くとヒリヒリが出てくる。
内科、外科、歯科と診てもらったが、原因は分からず、神経的なものと言われている。
舌は心と繋がり、心陰という潤いが大きく関わっている。


5月

「半分くらい楽になった」と報告あり。
舌診よりシェーグレンの可能性を考えて、胃陰も潤すように変方した。



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