婦人病ー漢方分類ー・№6       2018年 7月 9日



血虚(けっきょ)体質とは、漢方用語で色々な意味が含まれますが、現代的には鉄分不足、血球の大きさ、そして、アルブミン不足なども含むようです。

肝臓で合成されるアルブミンというたんぱく質は、体の中で「トラック」の役目をしています。

トラックの荷台に「アミノ酸、ミネラル、脂肪、水分、薬」などを乗せて運ぶ役割をしています。

当然、「アルブミンというトラック」の数が多い程、全身に栄養も行き渡り、体調も良いし、また病気や症状からの回復も早くなります。

逆に「アルブミンというトラック」が少ないと、「水分」を運べないのでむくみが出ます。

肝臓ガンの方にむくみが出たり、腹水が貯まったりするのはその典型です。

さらに栄養がすみずみまで運べない方は肌の老化も早く、また筋肉も痩せてくるようになります。

さらにこの「アルブミンというトラック」は薬も運んでいます。

そのため、アルブミンが少ない方は薬の効き目も出にくくなります。

漢方ではこれらすべて「血虚(けっきょ)」と言います。





顔、胸、背中のにきび   30代 男性

8月
大人にきびで相談あり。
20才の頃より続くにきびで相談あり。
20代の時は頬や額のにきびだったのが30代になりあごに増えた。
さらにこの夏は鼻にいくつも出てきて、鼻にブツブツがいつもある感じで、又、赤みもあり、すごく目立つ。
この鼻のにきびを除きたいと相談あり。
若い男性で、もともとスポーツもよくされていた方なので、摂る水分量が多い。
それが体の中で「湿熱毒」を作り、にきびの原因となっている。
又、肺経にこれが貯まると鼻や鼻回りにも出る。
そこで根本の腹膜間と肺の胸中をキレイにする漢方を考えた。


9月
「落ち着いてきました」と再来店。





お問い合わせはメールでもお電話でもお気軽にどうぞ。
TEL(086)466-0395
アオキ薬局は、全力で元気を取り戻すお手伝いをします