バネ指・60代前半 女性



初回来店

左右の指が握れないと相談あり。
リウマチ値は陰性。
最初は3年位前、左の親指にバネ指が出て手術した。
1年位して右手中指にバネ指が再発。
さらにその後左手中指にも出てきた。
「グッと深く曲げれない」と本人曰く。
さらに箸を持つのも上手く出来ず困っている。
朝起きた時はいつも右手がしびれた感じがある。
さらに、座って庭の手入れなどしているとすぐに立ち上がれない。
腰が硬く固まって伸びにくい。
股関節が痛い時もあり。

体の中は常に風が吹いていて、これは肝から出るので「肝風(かんぷう)」と言う。
肝陰という肝臓の潤いが減ると肝風が強くなる。
それがあちこちで筋の潤いをより乾かし、ギシギシときしむようになる。
また筋(すじ)も同じ肝臓の経絡で肝経なので、肝陰が減り乾き、さらに肝風が強くなるとより筋(すじ)は動きが硬くなる。
そこで漢方とコラーゲンで潤し、かつ肝風を落ち着かせるように考えた。


2回目来店

「だいぶ動くようになってきました」


3回目来店

まだ曲げる時、中指につかえがあるがちゃんと曲げて箸やペンを持てるようになったと。


4回目来店

「ジワジワ良くなっている」と。



現在、良くなられたので漢方薬は中止されています。