アトピー性皮膚炎・20代後半 男性



初回来店

小児よりあるアトピーで相談あり。
小学生低学年と18才の頃に悪かったが、それ以外は比較的落ち着いていた。
冬は乾燥、夏は赤みとブツブツで夏の方が荒れる。
今回、昨年夏に湿疹と紅斑が広がって冬になっても落ちつかない。
悪い所は、ひじ内側・指の甲側・ひざ裏・首回り前後・額・手首と全身の関節部分が荒れている。
特に指はよく掻き壊すため、赤みと硬化が目立つ。
皮膚科からエピナスチン内服・シマロン軟膏・ビーソフテンクリーム・ドレニゾンテープと処方されているが、気休め程度と本人曰く。
舌診すると炎症性の強い暗紅色と苔少なく濃黄色、胃熱亢進と陰虚、細脈瘀と体の中の内熱が強い。
漢方で邪熱と虚熱を冷まし、湿熱炎症を消していくよう考えた。


2回目来店

全体に荒れが落ち着いてきている。
「昼間、前のようなかゆみが出ないことが多い、夜はまだ痒い」と。


3回目来店

「だいぶ減りました、前よりぐっすり眠れるようになりました」と報告あり。



現在、良くなられたので漢方薬は中止されています。