秋・冬の「冷え」・№5        2018年10月19日


●手先・足先が冷える方・№5

より詳しく漢方的に体質弁証での使い分けを記していきます
1、2は№3で、3、4、5は№4で、ご紹介しています。


6、腎陽虚(じんようきょ)

腰やおしりが冷たい、手・足の冷え、腰痛、腰が重い、腰がだるい、腰の力が抜ける、尿回数が多い。
このタイプは腰の力が急に抜けて、ギクッとする事がちょこちょこあります。
一度傷めてしまうと当分続きます。

処方は「八味地黄丸(はちみじおうがん)」・「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」など。




7、血虚気滞(けっきょきたい)

手・足の冷え、唇の乾き、時に手・足のしびれや痛み、寒さに弱い、ストレスで悪化。
このタイプは、気と血の双方を活性化しないと効き目が薄い。

処方は「加味逍遥散(かみしょうようさん)」・「血府逐瘀丸(けっぷちくおがん)」・「疎経活血湯(そけいかっけつとう)」など。



8、肝気鬱血(かんきうっけつ

手・足の冷えはいつもではないが、ひどい時もあり。
のぼせ、イライラ、肩こり、高血圧。
このタイプはいろいろ気にしやすいタイプに多い。

処方は「柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)」など。





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