油の常識・№2



●「日持ちを良くする」油が殺人オイルに!

なぜ、油に水素を人工添加する技術が生まれたのか?
本来、食物油は、不安定で酸化しやすい。
そこで、油脂業者は「日持ちを良くする」ために「脂肪分子に水素原子を結合させる」技術を発明したのです。
すると酸化・劣化しない!
まさに最初は“奇跡の油”と絶賛されました。
それに、外食加工業者が飛びついた。
油が酸化すると、有害な過酸化物資となる。
これは、発ガン性など様々な毒性を発揮します
だから、酸化しない油は、最初は“健康オイル”として食品業者から大歓迎されたのです。
しかし、その後、この“奇跡の油”には恐るべき毒性があることが次々に判明していったのです。

その毒性とは…
■心臓病:平均より2倍摂取する人の心筋梗塞は3割増。(米国、8万人調査)
■糖尿病:発症リスクを3割高める。(ハーバード大報告)
■発ガン:細胞活性を阻害、ガン原因の活性酸素を発生させる。
■注意欠損児:脳酵素を破壊し、注意欠損多動性障害(ADHD)を発症。(オックスフォード大報告)
●認知症:脳機能が早く低下、老化する。(米国、健康加齢研究所)



●アメリカ政府は全面禁止を断行

FDA(米食品医薬品局)もその毒性を認めた。
そして国民の生命を守るために最後の決断に踏み切ったのです。
「トランス脂肪酸、禁止へ…食品使用『安全と認めず』米FDA、食品に用いることを原則禁止」(ワシントン時事、2013年11月8日)

この決定で、2014年1月、全米の市場からトランス脂肪酸入りの食品はすべて追放されました。
おなじみのマーガリンも消え失せたのです。
FDA局長によれば「禁止により、年間2万人の心筋梗塞患者の発生を未然防止できる」という。
さらに「心臓疾患による死亡者も7000人減らすことができる」。
欧州でも同様に厳しい規制が進んでいます。
たとえばドイツは「マーガリン摂取と(小腸疾患)クローン病の因果関係が証明された」ことを根拠に、マーガリン使用を規制しています。
一方、日本ではいまだ“殺人油”配合のマーガリンは売られ続け、加工食品にはたっぷりとトランス脂肪酸が使われているのです。
盲点は、クッキーです。
サクサク感を出すショートニングは、トランス脂肪酸を大量に含みます。
表示に「加工油脂」「ファットスプレッド」「植物用精製加工油脂」などとあったら、ほぼ確実に“殺人オイル”が使われています。
その他、レトルトカレー、菓子パン、スナック菓子、アイス(氷菓)まで。
サラダ油やドレッシングさらにはマヨネーズにまで多用。
WHOは「安全基準」を「総カロリーの1%以下」と勧告しています。
大人はフライドポテトを44g食べただけで突破してしまうのです。


№3では、「15%早死に!“リノール酸神話”崩壊をご紹介します。




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