65才以上の暴力事件急増・№1    2018年12月20日


●65才以上の暴力事件急増ー漢方での対応ー・№1

ここ10年間で65才以上の傷害事件は9倍、暴行事件に至っては48倍にも増えているそうです。
高齢化社会で、65才以上の方が年々増えているのですから、普通とも言えそうですが、「齢を取って丸くなる」といったイメージからはかけ離れた数字です。

その中で認知症患者の暴力に悩む介護施設もかなり多いそうです。
ニュースにも取り上げられました。
そのため介護する若者が次々と離職し、これまた社会問題となっています。


齢を取れば皆、どこかガタがきているものです。
さらに身体消耗も著しくなってきます。
心は齢を取りませんので、その反動というかギャップで感情を抑えることが困難になってきていると言えるのです。
逆を言えば身体が出来るだけ元気で、動ける方の方が、自分らしく行動でき、心も安定し、笑顔で暮らしていると言えます。

「健全な肉体に健全な魂」とは、高齢者にこそ言えるのです。
かく言う私もじきそちらへの仲間入りとなるのですが…。


№2では続きをお話していきます。




アトピー       30代 女性

5月
大人アトピーで相談あり。
もともと小児より多少あった。
ずっと、病院よりステロイド入りワセリンを塗って対応。
夏にベタベタ感が嫌でやめたら一気に広がった。
根本から改善を求めて来店。
アトピーの長い方は、深い所(血分・骨分)まで、熱毒が入り込み慢性化している。
見ると首回り全体、あごから耳にかけて、赤黒く掻き壊してざらついたアトピー肌特有の乾燥が見てとれる。
手首から指のつけ根の甲側に、ふくらんだ苔癬化した皮膚も目立つ。
漢方は深い所まで入って熱毒を除き、肌を元の状態へ戻していく。


5月 2回目の来店

「手首の赤みは、まだあるが盛り上がりは薄くなっている。」
「顔に出ていた、いっぱいあった吹出物は減りました」と報告あり。


7年後

12月
「アトピーの方はだいぶ落ちついていて、手のかゆみが続いている。」
と再相談あり。
手の甲、左手のみ苔癬化して盛り上がった赤みあり。
解毒処方を考えた。

現在服用中です。



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